腹合わせ
はらあわせ
名詞
標準
women's obi with a different colour on each side
文例 · 用例
眉の痕の青い櫛巻髪に黒繻子の腹合わせ帯。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
帯は白茶と鶯茶の腹合わせをしていた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
櫛巻きとかいうものに髪を取上げて、小弁慶の糸織の袷衣と養老の浴衣とを重ねた奴を素肌に着て、黒繻子と八段の腹合わせの帯をヒッカケに結び、微酔機嫌の啣楊枝でいびつに坐ッていたのはお政で。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
困難な新進の道 芥川賞を得た小田嶽夫・鶴田知也「二新人に訊く」という題で『三田新聞』に小田嶽夫氏の書いている文章をよみ、それと腹合わせに「創生記」(太宰治・新潮)を読み、私は鼻の奥のところに何ともいえぬきつい苦痛な酸性の刺戟を感じた。
— 宮本百合子 『十月の文芸時評』 青空文庫
しかしそれは、黒繻子と、紫縮緬とを腹合わせにした、女帯であった。
— 国枝史郎 『血曼陀羅紙帳武士』 青空文庫
うらうらと燃える陽炎を背に、無造作な櫛巻き、小弁慶の袷に幅の狭い繻子と博多の腹合わせ帯を締めて、首と胸だけをこう背へ振り向けたところ、「おや!
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
女は暗い側を選んで、廊下のかべに腹合わせに、身を押し付けて立った。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
襟のかかった渋い縞お召に腹合わせ帯をしめて、銀杏返しに結って居る風情の、昨夜と恐ろしく趣が変っているのに、私は先ず驚かされた。
— 谷崎潤一郎 『秘密』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は特別な日のために、リバーシブルの腹合わせの帯を選んだ。
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腹合わせの帯は、裏と表で異なる表情を見せるので着物の雰囲気を変えるのに便利だ。
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祖母の遺品整理をしていたら、美しい刺繍が施された腹合わせの帯が出てきた。
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標準
facing each other
作例 · 標準
会議では、参加者全員がテーブルを腹合わせにして、真剣に議論を交わした。
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電車の座席が向かい合わせだったので、友人と腹合わせで話ができた。
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母と子が腹合わせに座って絵本を読んでいる姿は、とても微笑ましかった。
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標準
informing each other
作例 · 標準
プロジェクトの進捗について、お互いに腹合わせをして課題を共有した。
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重要な決定を下す前に、関係者間でしっかりと腹合わせをしておく必要がある。
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「何かあったらすぐに腹合わせしようね」と、チームのメンバーに伝えた。
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