木彫師
きぼりし
名詞
標準
wood sculptor
文例 · 用例
洞斎兄がや、足腰の立たん中気の病人がや、四年越、間がな、隙がな、牝の姿が立違うて、ちょっとの間見えぬでも、噛みついて、咽笛を圧伏せるようにゃ、気精を揉んだは何のためや、お冬おのれが、ここな、この、木彫師、直槙。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
それは何であるかというに、以前ナッソー街一二九番地に住んでいたモース(小説ではマンネエ)という木彫師が犯人嫌疑者として逮捕されたことである。
— 小酒井不木 『「マリー・ロオジェ事件」の研究』 青空文庫
のちに思っても可思議なのだが、……くれたものというと払子に似ている、木の柄が、草石蚕のように巻きぼりして、蝦色に塗ってあるさきの処に、一尺ばかり革の紐がばらりと一束ついている。
— 泉鏡花 『夫人利生記』 青空文庫
作例 · 標準
その神社の木彫師は、代々受け継がれた技術で獅子像を彫り上げた。
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若き日の彼は、著名な木彫師に弟子入りし、ひたすら鑿を握る日々だった。
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木彫師の作品は、どれも木の呼吸が聞こえるかのような生命力に満ちている。
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