雑文
ざつぶん
名詞頻度ランク #29295 · 青空 110 例
標準
literary miscellany
文例 · 用例
もつと悪い場合を想像すれば、文学の雑文を書かうとして、何の文学に関するネタもない所から、どうも鬱々として、その揚句、「一体全体文学が陰気だぞ!
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
かくて、長いことはない、四五年の寿命だが、高等学校の文芸部の我鬼大将であつたこと以外に如何なる文学的経歴をも有しない男が、雑文家だの、批評家だの、評論家だのといふ肩書の下に、世間といふ舞台をのし歩くのである。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
しかし、風流などというものはあわてて雑文の材料にすべきものではない。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
否、我が国の文壇では、始めからこうした文学が「雑文」あつかいにされ、真の「創作」として見られないのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
他の雑文は、たいてい断るつもりです。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
なおそれ以前雑文集として出したものの中にも数篇の紀行文があったとおもう。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
それは何かの参考のために諸新聞や雑誌を切り抜いて保存して置いたもので、自分自身の書いたものは二束に過ぎないばかりか、戯曲や小説のたぐいは一つもない、すべてが随筆めいた雑文ばかりである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
わたしは今まで随分たくさんの雑文をかいている。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
作例 · 標準
彼は有名な小説家だが、雑誌に連載している軽妙な雑文の方がファンに人気だ。
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日々の生活の中で感じたことを書き留めただけの雑文だが、ブログに公開してみる。
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そんな小難しい論文よりも、誰でも気楽に読める雑文の方が今の時代には合っている。
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