青水
あおみず
名詞
標準
文例 · 用例
オヤと思つて、窓外を眺めると、今宵は陰暦の十三|夜、月明かなる青水白沙の海岸には、大佐の部下の水兵等は、晝間の疲勞を此月に慰めんとてや、此處に一羣。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
青水沫とよたぎち、うろくづの堰かれたぎち、たまきはる命の渦の渦巻の湯津石村をとどろき揺る水上は思ふべきかな。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
(ほうたるよ)言問ひぬ、遠つ神代は青水沫、石根、木の立。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
はろばろや大海原、涯なしや青水沫、揺りとよめ大き国民、大君に、この神に、讃へ言、寿詞申せや。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
青水泥ひどらが沼、蟠るぬめり蟒、憚らず曠野巨牛、畏る無し禍つ狼。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
はろばろや大海原、涯なしや青水沫、搖りとよめ大き國民、大君に、この神に、讚へ言、壽詞申せや。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
青水泥ひどらが沼、蟠るぬめり蟒、憚らず曠野巨牛、畏るなし禍つ狼。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
ときどき渠の姿を見て逃出す小魚どもの腹が白く光っては青水藻の影に消える。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫