不甲斐ない
ふがいない
形容詞
標準
good-for-nothing
文例 · 用例
協会の諸兄によろしく(七月二十三日)(井上金太郎 宛) 腹くだりで入院なぞと真とに不甲斐ない話のようですが僕としては、身体の続く限りやるだけの事はやった後でブッ倒れたのですから(入院の時軍医さんの前で文字通りヘタヘタと倒れました)俯仰天地に恥じません。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
そして蹴倒してでもやり度いくらいにそれを不甲斐ないものに思った。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
わたくしは何という不甲斐ない性分なので御座いましょう。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
不甲斐ない人間と笑って下さい。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
もしこの上、この母親に不甲斐ない様子を見続けるなら、「ぐずぐずしているなら、あなたのあんないいむす子さん奪っちまいますよ」と云ってやり度い位だった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
諦め切ったという男には、たとえ不甲斐ないことにはなったにしろ、またこんなに女を和ます力があるのでしょうか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
不甲斐ない人間と笑ってください。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
広巳は節操のない嫂に対する憤りから、その嫂にまかれて不甲斐ない兄を憤る一方で、人とも神とも判らない女に心を惹かれているところであった。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不甲斐ない自分に腹が立ち、試合後、一人でグラウンドに立ち尽くした。
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チームを勝利に導けず、不甲斐ないリーダーだと自分を責めた。
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「まったく、お前は本当に不甲斐ない奴だな!」と、父は諦めたように言った。
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