幻辞.com

天井裏

てんじょううら
名詞
1
標準
above the ceiling
文例 · 用例
彼は表の戸をそっと閉めて、しめっぽい畳の上にあぐらを掻いて、時々に天井裏へぽとぽとと落ちて来る雨漏の音を聴いていた。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
天井裏の板一枚まで剥ぎ取られた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
おふくろが、昔、雨の日に、ぶん/\まわして糸を紡いだ糸車は、天井裏の物置きで、まッ黒に煤けていた。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
鼠が時に、その上にあがると、糸車は、天井裏でブルン/\と音をたてた。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
そこで何だか今まで頭をぶっつけた低い天井裏が無くなったような気もするけれどもまた支柱をみんな取ってしまった桜の木のような気もする。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
それから大急ぎで洋服を脱いで、衣桁に引っかけてあった浴衣に手早く袖を通し、泥だらけの洋服とワイシャツとズボンを丸めて、番号札のついた脱衣戸棚と天井裏との間に出来ている暗がりに突込んだ。
夢野久作 女坑主 青空文庫
皆は成る程と気がついて、直ぐに天井裏へかけ上って方々を捜しますと、隅っこの方でキーキーピイピイ泣く声が聞こえますので、ソレッと言って馳せつけました。
夢野久作 キューピー 青空文庫
優しいながら、口を緊めて――透った鼻筋は気質に似ないと人の云う――若衆質の細面の眉を払って、仰向いて見上げた二階の、天井裏へ、飜然と飛ぶのは、一面、銀の舞扇である。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
作例 · 標準
屋根裏部屋の代わりに、天井裏に収納スペースを作った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
深夜、天井裏から物音がして、何かの小動物がいるのではないかと不安になった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古い家なので、天井裏には電線が複雑に張り巡らされている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash