目串
めぐし
名詞
標準
suspicions
文例 · 用例
半七もその以上には、差し当って目串のさしようがなかった。
— お照の父 『半七捕物帳』 青空文庫
なんと云っても下総屋の番頭さんに目串をさされるんですが、あんな堅い人がよもやと思うんです。
— 張子の虎 『半七捕物帳』 青空文庫
その時にどうして小柳に目串を差したかと云うんですか。
— 石燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
「水無瀬女よ、めぐし姪姫よ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
石臼は其儘幾つかごろ/\とめぐして此れで蕎麥挽はやめた。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
こんなことを考へ出しながら梨はめぐし/\はがすうちに鋲の頭は落ちては落ちて甲板に積つた。
— 波の上 『佐渡が島』 青空文庫
花のをとめ ハインリッヒ・ハイネ妙に清らの、あゝ、わが児よ、つくづくみれば、そゞろ、あはれ、かしらや撫でゝ、花の身のいつまでも、かくは清らなれと、いつまでも、かくは妙にあれと、いのらまし、花のわがめぐしご。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
たとへそれ、「真」は「恋」の真心を夙に知る可く、「望」こそそを預言し、「誉」こそそがためによく、「若き世」めぐし、「命」惜しとも。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言動には、何か裏があるのではないかという目串が立った。
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同僚の不審な行動に、みんなの心に目串が立つようになった。
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「どうも彼の話には目串が立つな」と、老刑事は呟いた。
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