見様
みよう
名詞
標準
point of view
文例 · 用例
雪枝が、T「兄さんは毎晩 芝居が済んでから 柳島の妙見様へ お詣りになるとの事」 「成程」と老人の面に喜色浮ぶ。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
「島の小女は心ありてかく晩くも源が舟頼みしか、そは高きより見下ろしたまいし妙見様ならでは知る者なき秘密なるべし。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
また亥の日には摩利支天には上げる数を増す、朔日十五日二十八日には妙見様へもという工合で、法華勧請の神々へ上げる。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
……私は毎朝のように、お山の妙見様へお参りに。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
おじさん、妙見様から、私が帰りました時はね、もう病院へ、母がついて、自動車で行ったあとです。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
夫から漸く遣って見様という挨拶が来た。
— 夏目漱石 『長塚節氏の小説「土」』 青空文庫
見様に依ってはこの表現が如何なる場合にも連続して発揮されるため、その本人の性格の象徴として認められているものとも考えられるのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
中には崑崙茶の味なんか知らないまま、見様見真似に「茶精」の味ばかりに耽溺して、アッタラ青春を萎縮させてしまう青年少女も居るといった調子ですが、今そこに寝ている支那留学生は、たしかにその一人に相違ないのです。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
作例 · 標準
ものは見様で、不幸だと思っていた出来事もチャンスに変えられる。
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同じ絵画でも、見る人の見様によって全く違う印象になる。
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「君の見様も一理あるが、私は別の考えを持っている」と彼は言った。
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