お気に
おきに異読 オキニ
名詞名詞-の形容詞
標準
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文例 · 用例
「ええ、でも、」上の姉さんは伏目になって、「決してお気になさらないで下さい。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
岳神の妻は、笑って冗談のようにして、「この中に、もし、お気に入りの娘でも見当りましたら、お身のまわりのお世話に侍かせましょう」 といって呉れた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
また『英対暖語』のうちに「唄女とかいふ意気なのでないと、お気には入らないと聞いて居ました。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
どうして私のやうな、おやしきの野暮な風で、お気には入りませんのサ」という言葉がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
妾が昨日のようにモデル台に立つと、ロダンさんは、今日の妾の姿態が大変お気に入ったようでした。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
そのお気に入りの囲い者ですから、伊登次も今は本名のお糸になって、表がまえはともかくも、内へはいってみると実にびっくりするような立派な家に住んでいるという訳で、旦那の高山は三日にあげずに通って来る。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
まだまだ足りない、もっとその巡査を慕うてもらいたいものだ」 女はこらえかねて顔を振り上げ、「伯父さん、何がお気に入りませんで、そんな情けないことをおっしゃいます、私は、……」と声を飲む。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
老夫は空嘯き、「なんだ、何がお気に入りません?
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
作例 · 標準
例句