非常召集
ひじょうしょうしゅう
名詞
標準
emergency summons
文例 · 用例
「があ、非常|召集、があ、非常召集」 大尉の部下はたちまち枝をけたてて飛びあがり大尉のまわりをかけめぐります。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
「があ、非常召集、があ、非常召集」 大尉の部下はたちまち枝をけたてて飛びあがり大尉のまはりをかけめぐります。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
製鉄所の公会堂で武道試合を見ている筈だから……多分、非常召集になるだろう。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
それがまた発砲係りがあたしの役目と課せられてゐるので、何時何処で何んな仕事にたづさはつてゐようとも、あの非常召集のために不断の聴耳を立てゝゐなければならなかつた。
— 牧野信一 『鵞鳥の家』 青空文庫
二人の隊長は、兵士を非常召集して、点呼を行ったことを述べ、「――その結果、兵士の意気はすこぶる軒昂なるも、彼らは一様に健康を害していまして、戦闘に適するものなんかただの一人もありません」 と、愕くべき報告をもたらした。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
暴動の一種だと言うので、知事の職権でミシガン州国民軍フリント支部が非常召集されて群集に当っている。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
彼は非常召集を受けた巡査たちが、自宅から直接に現場へ行く姿を、真白な霜の野原と一所に思い浮かべた。
— 夢野久作 『老巡査』 青空文庫
君等と同じに非常召集をした連中がポツポツ来るのを追返してしまった。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫