来嫌
らいいや
名詞
標準
文例 · 用例
それを性来嫌いな暑さのためと思い、また永い間の看護や心労、執筆につづいての読書や詩作、それらの疲労が重なったのだろうとも思っていた。
— 中勘助 『胆石』 青空文庫
先にもいつた通り、その作風は物語風で、作者は始終作品の中に顏を出し、勝手氣儘に好嫌から出立する鼓吹と罵倒をちやんぽんに出して憚らない先生が、元來嫌な束髮を餘り甚しく滑稽化しなかつたのは難有い。
— 泉鏡花先生と里見※さん 『貝殼追放』 青空文庫
四月九日(月) 鈴木首相は「政治は元來嫌いだ」と新聞記者に言った。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫