何やら彼やら
なにやらかやら
副詞
標準
this and that
文例 · 用例
御葬式やら何やら彼やらで、随分|忙しかったが、やっと二三日手がすいて、がっかりした気持になって居るところへ君の手紙を受取り、涙ぐましいような感激を覚えた。
— 小酒井不木 『闘争』 青空文庫
・旅は道づれの不景気話が尽きない・けふもあたゝかい長崎の水飲みすぎたのか、話しすぎたのか、何やら彼やらか、三時がうつても寝られない、あはれむべきかな、白髪のセンチメンタリスト!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
川棚から小郡へきた時、私の荷物は三個だつた、着物と書物とで竹行李が一つ、蒲団と机とで菰包が一つ、外に何やら彼やらの手荷物一つである、ずゐぶん簡単な身軽だと思つてゐたのに、樹明兄は、私としてはそれでも荷物が多過ぎるといふ、さういへばさうもいはれる。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
そうして貴郎様のお嫌いの、淀様などがそこへつけ込み、姦策を巡らさないものでもなく、何やら彼やらの中傷が入って、今度こそ本当に太閤様のお心持が貴郎様から離れて、貴郎様をお憎みなされようも知れぬ。
— 国枝史郎 『血ぬられた懐刀』 青空文庫
御ひるっから二時頃までは何やら彼やらと下らない事を云ってすごしてしまったので大あわてにあわてて墨をすり筆の穂をつくろって徳川時代を書いた古風な雁皮紙とじたのと風俗史と二年の時の歴史の本と工芸資料をひっぱり出す。
— 一九一三年(大正二年) 『日記』 青空文庫
飲食物の闇相場の話やら、第二封鎖の話やら、何やら彼やら、世間の誰もが寄ればきまって語り合う話が暫くつづいている中夕食がすんだ。
— 永井荷風 『羊羹』 青空文庫
飮食物の闇相場の話やら、第二封鎖の話やら、何やら彼やら、世間の誰もが寄ればきまつて語り合ふ話が暫くつゞいてゐる中夕食がすんだ。
— 永井荷風 『羊羹』 青空文庫
身動きする毎に、魚の臭いや何やら彼やらがごったになって、胸が悪くなるような臭気をあたりにまき散らす。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
作例 · 標準
引っ越し当初は、何やら彼やらと買い揃えるものが多かった。
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何やら彼やら忙しくて、返信が遅くなってしまいました。
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何やら彼やら噂が飛び交っているが、どれが真実かわからない。
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