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持って生まれた

もってうまれた
表現形容詞-語幹
1
標準
natural (ability)
文例 · 用例
私が電燈の下で掃除をする時に、持って生まれた習性で暗い方へ暗い方へと逃げまわって、巧みに私の眼を脱れながらコンナ処に落ち付いていたのであろう。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
けれども私は東京に出てから十年の間、いろいろな苦労をしたに似ず、やはり持って生まれた性質と見えまして、烈しいこともできず、烈しい言葉すらあまり使わず、見たところ女などには近よることもできない野暮天に見えますので、大工の藤吉が唐偏木で女の味も知らぬというのは決して無理ではなかったのです。
国木田独歩 女難 青空文庫
満月の名娼ぶりの中でも一番すごいのは、その持って生まれた手練手管であることを、三人が三人とも、夢にも気付かぬ気はいであった。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
ただ相も変らぬ芸無し猿、天才的な平凡児として持って生まれた天性を、あたり憚らず発揮しつくしながら悠々たる好々爺として、今日まで生き残って御座る。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
それから楽堂君が持って生まれた快弁熱語を以て滔々と法政騒動の真相を披瀝すると、黙々として聞いていた翁は、やがて膝の前に拡げられた法政騒動渦中の諸教授の連名に眼を落した。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
勿論彼の先天的に持って生まれた智力と、勇気は別問題にしての話である。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
持って生まれた根性と持って生まれた鼻の恰好とは、偶然に一致していない限り全く無関係なものであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
出来たら、不安なく働けて、そして自分の持って生まれたものを伸ばして行く事が出来るだろう。
佐左木俊郎 首を失った蜻蛉 青空文庫
作例 · 標準
彼女は持って生まれた才能で、どんなスポーツもこなす。
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彼には、人を楽しませる持って生まれたセンスがある。
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持って生まれた美声で、多くのファンを魅了した。
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持って生まれた(もってうまれた) — 幻辞.com