読体
よみからだ
名詞
標準
文例 · 用例
勿論西洋のものもそろそろ入って来ては居りましたのですが、リットンものや何ぞが多く輸入されていたような訳で、而して其が漢文訳読体の文になったり、馬琴風の文の皮を被ったりして行われていたのでしたから、余り西洋風のものには接していなかったのであります。
— 幸田露伴 『言語体の文章と浮雲』 青空文庫
こゝろみに詩の諸體に就いて、作者の客觀的叙法を用ゐて、評(感情によれる言葉)なからしむべきものを求むるに、吟體詩には叙事詩あり、戲曲あり、讀體詩には小説あり。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫