在天
ざいてん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
in heaven
文例 · 用例
巍幸にして天下の為に死し、太祖在天の霊に見ゆるを得ば、巍も亦以て愧無かるべし。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
第七 如是報我は飛来ぬ他化自在天宮に オヽお辰かと抱き付かれたる御方、見れば髯うるわしく面清く衣裳立派なる人。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
第六の他化自在天に至ってはただ相視るだけのそれのみが充足である。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
かくて地球も其昔、いつとは知らず在天の大寶冠より滴りたる夜光の玉のひとひかり。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
自由自在天衣無縫、岡本綺堂氏の話術の冴は、いや七十歳の半七の、円滑を極わめた話術の冴は、そう迄神田の半七を写し出しているのである。
— 国枝史郎 『半七雑感』 青空文庫
だから思想上で人生問題の解決が付くか否か解らんが、一方で人間に「仁」の気象を養ったら、何となく人生を超絶して、一段上に出る塩梅で、苦痛にも何にも捉えられん、仏者の所謂自在天に入りはすまいかと考えた。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
あはれ故内府在天の靈も照覽あれ、血を吐くばかりの瀧口が胸の思ひ、聊か二十餘年の御恩に酬ゆるの寸志にて候ぞや。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
毎思骨肉在天畔 骨肉の天畔に在るを思ふ毎に、來看野翁憐子孫 来りて見る野翁の子孫を憐むを。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
作例 · 標準
亡くなった祖母が在天で安らかに眠っていることを願う。
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彼らの功績は、在天の神々によって称えられるだろう。
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在天の故人を偲び、毎年お墓参りを欠かさない。
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