通学生
つうがくせい
名詞
標準
day student
文例 · 用例
時々(いらっしゃい、)と怒鳴って、下足に札を通して通学生を驚かす、とんだ愛敬もので、小使さん、小使さんと、有名な島山夫人をはじめ、近頃流行のようになって、独逸語をその横町に学ぶ貴婦人連が、大分|御贔屓である、と云う雑報の意味であった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
さりながらはじめの内は十幾人の塾生ありて、教場太く賑ひしも、二人三人と去りて、果は一人もあらずなりて、後にはたゞ昼の間通学生の来るのみにて、塾生は我一人なりき。
— 泉鏡花 『妖怪年代記』 青空文庫
学園に勤めていれば月給は僅かでも、教職員の舎宅や住家の庭の面倒を見ても心付けは貰えたし、裕福な家からの通学生は馴染の学園の園芸手を自宅に呼び招いて仕事をさして呉れた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
通学生の待合室にすらも若い学生がしばしば出入した。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
再来年なら、通学生になれるだろ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
それは上級生の運動家で、男色家で、校内で一番幅を利かせていた野蛮な、横田という寮生を、吉本という通学生の硬骨漢が発頭になって、同級生一同とはかって校庭でリンチした事件であった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
私は或時舎生に、親のことを思へば勉強せずにはをられん、とつい興奮を口走つて、忽ちそれが通学生の耳に伝はり、朝の登校の出合がしら「やあ、お早う」といふ挨拶代りに誰からも「おい、親のことを思へば、か」と揶揄されても、別に極り悪くは思はなかつた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
」と、事情を知らない或通学生がにや/\笑ひながら声をかけてくれたので、「いゝや、違ふや」と、仲間に初めて口が利けて嬉しかつた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
作例 · 標準
寮生と通学生では、学校生活の様子がかなり違う。
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彼女は毎日遠くから通学してくる通学生だ。
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うちの大学は、通学生向けの奨学金制度も充実している。
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