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朝昼

あさひる
名詞
1
標準
文例 · 用例
朝遅く起き、朝昼兼帯の食事を階下の食堂で済ませてから、読みたくもない本を無理に辞書と首っぴきで十頁ほど読み、それに倦むと、親戚の子供の死んだのにくやみの手紙を出さなければならないことを思い出して、書こうとしたが、どうしても書けない。
中島敦 狼疾記 青空文庫
顔を洗うのもそこそこにして、部屋にもどり、朝昼|兼帯の飯を喰いながら、妻から来た手紙を読んで見た。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
朝昼を兼ねたコーヒーを飲んでいると千鶴子が約束の通りに来た。
横光利一 旅愁 青空文庫
朝昼晩 心身の疲労がほどよく拭はれてゐて、爽やかな朝といふものがある。
原民喜 かげろふ断章 青空文庫
石屋のお上さんは、商売物の石材のように仲々やかましくて朝昼晩を、アパートを寄宿舎のようにみまわっているのだ。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
朝昼なしに混雑する宮島線の電車は、夕刻になると更に殺気立つ。
原民喜 壊滅の序曲 青空文庫
「オイ北川、悦んでいいぞ、これから朝昼二食はうどんを取ってやる。
海野十三 鍵から抜け出した女 青空文庫
翌十一日には、朝昼二回血尿とあり。
宮本百合子 父の手帳 青空文庫