専修念仏
せんじゅねんぶつ
名詞
標準
intently praying to Buddha (esp. Amitabha)
文例 · 用例
あとでよく調べてみると、大樹寺といふのに入つて専修念仏の行をおこなひ済ましてゐたさうだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
「専修念仏のともがらの、わが弟子、ひとの弟子といふ相論のさふらふらんこと、もてのほかの子細なり。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
末世の世には仏法の利益が次第に減じて堅いものは食われず、念仏三昧の重湯で生死を離れるのであると云うことを悟って、それからたちまち顕密の諸行を差置いて専修念仏の門に入りその名を空阿弥陀仏と名づけた。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
法華の持者真言の行人であったが、事のたよりに上洛の時法然の教えを受けてそれから専修念仏に転じたが誰れにも語らず、同行の尼一人に示していた。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
最初からその雲行が険難であったが、終に元久元年の冬、山門大講堂の庭に三塔会合して専修念仏を停止すべしということを議決して、座主の大僧正真性に訴え申した。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
三十三 そうして南都北嶺の訴えは次第に止まり専修念仏の興行は無難に進んでいったようなものの、なお内心にはその流行を快しとせざる空気が至る処充満していた。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
この山の麓で専修念仏はけしからん。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
「聖人|常陸国にして、専修念仏の義をひろめたまふに、おほよそ疑謗の輩はすくなく、信順の族はおほし。
— 服部之総 『加波山』 青空文庫
作例 · 標準
古寺では、毎日早朝から信者たちが静かに専修念仏の読経を続けている。
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