正先
しょうさき
名詞
標準
downstage center
文例 · 用例
そして曾て經驗したことのない光明と元氣とを與へられたのが、本郷教會の海老名彈正先生の説教でありました。
— 石川三四郎 『浪』 青空文庫
その日の朝海老名彈正先生の説教が『貞操論』であつたのに對して、わたしの話は正反對のものでありました。
— 石川三四郎 『浪』 青空文庫
明治四十四年ごろに、私どもの尊敬していた、姫路総社の宮司をしておられた庭山武正先生が、わざわざ自分の筆写した『西播怪談実記』を送って下さった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
法医学上のことに就いては知友長畑一正先生を煩わすつもりでしたが、彼たるや実に探偵小説の犯人の当てッこでは僕の年来の最も無能な敵手の一人で、したがって深く恨みを結んでおりますから、僕の質問にヒントを得て秘密を見破ってやろうという魂胆に相違なく、これには困りました。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
役者が正先の位置で立ち止まり、客席に向かって力強く見得を切った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
舞台の演出上、主役の独白シーンは照明を絞って正先で行うことになった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
正先は客席に最も近いため、役者の細かな表情の変化までよく伝わってくる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview