吐根
とこん異読 トコン
名詞
標準
ipecac (species of shrub, Cephaelis ipecacuanha)
文例 · 用例
ダイオウ(rhubarb)粉、吐根の粉、アンチモニー粉(James's powder)、その他の効力が強い単純および複雑な医薬品の贋物が驚くべく大量に邪悪な商売で売られていることもまた、悪評がある。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
彼は半スクループルの吐根(ipecacuanha)を摂ることができて、これにより嘔吐をし、間もなく回復した。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
南の方の國で取れる吐根などはその一つだが、なか/\手には入るまいよ、――だが、こいつは内證にして貰ひたい。
— 棟梁の娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
その中には萬兵衞が呑んだと思はれる吐根も、佐太郎を殺したと思はれる砒石も交つてゐたことはいふまでもありません。
— 棟梁の娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
最初の徳利はなんにも入つてゐないが、酒を呑む前に、萬兵衞はうんと吐根を呑んでゐた、――二本目の酒――毒の入つたのは佐太郎一人で呑んだかな。
— 棟梁の娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
南の方の国で取れる吐根などはその一つだが、なかなか手には入るまいよ、――だが、こいつは内証にして貰いたい。
— 棟梁の娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その中には万兵衛が呑んだと思われる吐根も、佐太郎を殺したと思われる砒石も交っていたことはいうまでもありません。
— 棟梁の娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
最初の徳利はなんにも入っていないが、酒を呑む前に、万兵衛はうんと吐根を呑んでいた、――二本目の酒――毒の入ったのは佐太郎一人で呑んだかな。
— 棟梁の娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
吐根シロップは、毒物を誤飲した際の応急処置としてかつては常備されていた。
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漢方では吐根の根を少量用いることで、去痰薬としての効果を期待することがある。
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生薬学の講義で、吐根に含まれるエメチンという成分の毒性について学んだ。
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