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氷斧

ひょうふ
名詞
1
標準
文例 · 用例
氷斧を、どう使うかも知らないし、アルプスの空気も知りません。
天母峰 人外魔境 青空文庫
表面氷河は氷斧をうけつけぬ。
天母峰 人外魔境 青空文庫
試しに氷斧をあてると、ボロッとそこが欠けた。
天母峰 人外魔境 青空文庫
コン吉とタヌはねんごろに念仏を唱え、沸然たる非常時の広場から離れ、川岸の椅子に坐って、しばらくは言葉もなく差し控えていると、その前を、氷斧をかかえた三人連れの登山者が、談笑しながら登山鉄道の乗り場の方へ歩いて行った。
アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻 ノンシャラン道中記 青空文庫
お定まりの登山綱、氷斧、角灯などという小道具もさることながら一行の装というものははなはだもって四分滅裂。
アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻 ノンシャラン道中記 青空文庫
これは直訳しますと氷斧で、皆さんも運動具店やデパートで御覧になったことがあるでしょうが、頑丈なトネリコのステッキの石突と頭とに鉄がついている、その頭の方が斧になっていて、そこで氷をたゝき割って足場を作りながら山を登るのです。
石川欣一 山を思う 青空文庫
いずれもキリッとしたスキーの服装に、丈夫なスキーを携え、カンジキを打った氷斧を持って、大きな荷物はトボガンにのせ、雪を冒して旅館対山館に向かった。
石川欣一 針の木のいけにえ 青空文庫