毛帽子
けぼうし
名詞
標準
fur hat
文例 · 用例
温泉で、見知越で、乗合わした男と――いや、その男も実は、はじめて見たなどと話していると、向う側に、革の手鞄と、書もつらしい、袱紗包を上に置いて、腰を掛けていた、土耳古形の毛帽子を被った、棗色の面長で、髯の白い、黒の紋織の被布で、人がらのいい、茶か花の宗匠といった風の……」 半ば聞いて頷いた。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
ねむれよ、息づかひも、毛帽子のをさな児、耳たぶの紅さ見せて。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
四五本の小枝の叉に、柳や白楊の綿毛や、通りがかりの羊から抜き取つた羊毛やあざみの種の毛帽子で、此の鳥は其の雛に、どんな卵も今までに住んだ事もないやうな、柔かで温いコツプ形の蒲団を造つてやるのだ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
また、蓑帽子(羽前村山)蓑毛帽子(羽前|庄内)などいって頭からかぶるものがある。
— 柳宗悦 『蓑のこと』 青空文庫
作例 · 標準
寒い冬の朝、彼女は暖かい毛帽子を深くかぶって出かけた。
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スキー旅行のために、新しい毛帽子を買った。
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子供の頃、クマの耳がついた毛帽子がお気に入りだった。
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