空胴
からどう
名詞
標準
文例 · 用例
そう思いつくと、葉子の死骸を、長いことかかって格納庫まで引ずるように、持って来、勝手知った出入口から忍込んで、たった一台しかない旧式練習機の、座席の足元から横に開いた特別広い空胴の中に、無理矢理押込むと、あとは知らん顔して飛行を待っていたのだった……。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
奈良朝は夾紵、塑造、鋳金の黄金時代であるが、この行信僧都像の如きも漆と麻布と木屑の扱いが甚だ鄭重であり、その上内部の空胴には木組の支柱が巧妙に施されている。
— 高村光太郎 『本邦肖像彫刻技法の推移』 青空文庫