洪
こう
名詞頻度ランク #26546 · 青空 354 例
標準
Hungary
文例 · 用例
〔洪積の台のはてなる〕宮沢賢治洪積の台のはてなる一ひらの赤き粘土地桐の群白くひかれど枝しげくたけ低ければ鍛冶町の米屋五助は今日も来て灰を与へぬ。
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
今の子供はコスモポリタンなお伽噺の洪水の波に押流されているようなものである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
塔が連立してゐるやうにも見えるが、塔にしては洪大すぎる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それを陸上であけたら、奇怪な蜃氣樓が立ち昇り、あなたを發狂させたり何かするかも知れないし、或ひはまた、海の潮が噴出して大洪水を起す事なども無いとは限らないし、とにかく海底の酸素を陸上に放散させては、どうせ、ろくな事が起らないやうな氣がしますよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
やっと槍ヶ岳の頂、といっても槍の穂先からは、まだ蛭巻ぐらいの位置に当る、平ッたい鞍状地に到着した、槍から無残に崩壊した岩は、洪水のように汎濫している、そうしてこれが巨大なる槍ヶ岳を、目の上に高く聳えしむるために、払われた犠牲であるかと思うと、私は天才の惨酷に戦慄するのである。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
温泉はやはり、新湯に泊まった、去年(四十年)秋、笹子峠のトンネルを崩壊し、石和の町を白沙の巷に化して、多くの人死を生じさせた洪水は、この山奥に入ると、いかばかりひどく荒れたかということが解る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
全く洪水よりも怖しい沙の汎濫である。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
と、私は嘆息する、天地の間には、風が吹くのでなければ、霧が流れるのだ、そのたびに、天幕の中へ、ザアと小粒の雨がそそぎ入る、柱代りの金剛杖が、キュッと呻る、杭に纜われた小舟が、洪水に飜弄されるように、油紙の屋根が、ペラペラ動く。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
作例 · 標準
洪(こう)の首都ブダペストは、その美しさから「ドナウの真珠」と称えられる。
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彼は洪(こう)の情熱的な民族舞踊を学び、本場の力強いリズムを身につけた。
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洪(こう)の辿った歴史は、周辺諸国との複雑な外交と闘争の積み重ねであった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
洪 ハンガリー(洪牙利) 漢姓のひとつ。⇒ 洪 (姓)
出典: 洪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0