花鶏
あとり異読 アトリ
名詞
標準
brambling (bird) (Fringilla montifringilla)
文例 · 用例
今思えば、それは鶏頭花の種属ではないかと想像されますが、まだその時代には、葉鶏頭も花鶏頭も日本の土に輸入されてなかったはずですから、おそらくそれは誰の眼にも奇怪な植物と見るよりほかの知識しかなかったものに違いない。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
渡鳥、小雀、山雀、四十雀、五十雀、目白、菊いたゞき、あとりを多く耳にす。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
じゃあとりあえずマッキントッシュとその真似っこであるWindowsの使いこなしの流儀をコンパクトにまとめて、電脳家電のお面に使うのが早いのではないか。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
古くは、金砂の田楽もれぱあとりいを沢山もつてゐて、簓を摺つて種々の事をやつたと思はれるが、今は固定し切つて了つてゐる。
— 折口信夫 『根子の番楽・金砂の田楽』 青空文庫
後年のれぱあとりいさながらである。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
地方の役者村や、又素人の地狂言を行ふ村々があつて、其に特殊のれぱあとりいを持つて居た。
— 折口信夫 『涼み芝居と怪談』 青空文庫
だから、上演のれぱあとりいとしては、大いに泣かれ、大いに笑へるものをやつて、内容のない、のほゝんのものは、止めて了つた方がいゝ。
— 折口信夫 『手習鑑雑談』 青空文庫
其が、お国の持ち廻つた念仏踊りのれぱあとりいの中に入りこんだものと見える。
— 折口信夫 『夏芝居』 青空文庫
作例 · 標準
冬になると、北欧から渡ってきた花鶏の群れが、里山の雑木林に姿を見せる。
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バードウォッチャーたちは、珍しい花鶏を観察するために双眼鏡を手に山へ向かった。
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冷え込みが厳しくなるにつれて、公園の木々で花鶏の賑やかな鳴き声が響き始めた。
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雪化粧した森に、鮮やかなオレンジ色の帯を持つ花鶏が餌を探して飛び交っていた。
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