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持ち合わす

もちあわす
動詞
1
標準
文例 · 用例
これらの人たちが諸藩からの列席者を持ち合わす間に、順に一人ずつ寺僧に案内されて、清げな白足袋で広間の畳を踏んで来る家老たちもある。
第二部上 夜明け前 青空文庫
私たち作家の間で、お伽噺にあるよくばりのように、自分たちの持ち合わす誠実の量の抽象的なくらべっこなど全く必要がないばかりか、誠実そのものにしろ、日常の作家的進退の公私を貫ぬいた生きかたでだけ、存在を示し得るものと思います。
――島木氏への答―― 不必要な誠実論 青空文庫
当時、それを差留める力を持ち合わすものがない。
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
千九百十年前後の私はその窓を見上げて、ふざけていやがるという高飛車な冷たい言葉さえ、持ち合わすことの出来ないほど貧窮であった。
室生犀星 我が愛する詩人の伝記 青空文庫
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