筆界
ひつかい
名詞
標準
boundary (e.g. of property)
文例 · 用例
それであるのに我が内田百間先生は随筆界の花形になり、そして流行児になられたのであつた。
— 室生犀星 『「鶴」と百間先生』 青空文庫
今もよく記憶しているが、そのころは徳富蘇峰さんが文筆界の中心になっていたようである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
滅茶苦茶に足で源吉をけつたり、胸をひつかいたりした。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
食ひちぎつてやつても、鉈で頭をたゝき割つてやつても、顏の眞中をあの鎌で滅茶苦茶にひつかいてやつてもまだ足りない「敵」を、ハツキリ見た。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
その晩中に、ベルさんのお鼻をひつかいたことが、街中に知れわたつてしまひました。
— 村山籌子 『お猫さん』 青空文庫
足のない大入道の幽霊と首のない毛筋だけの地球をゴロ/\ひつかいて走り廻つてゐるうるさい意気好みの男と、昔の日本では騒々しいのが二人たいへん仲が悪かつたのだが、戦争が終つてみると、気の毒に足のない大入道の幽霊の方が死んでしまつた。
— 坂口安吾 『足のない男と首のない男』 青空文庫
蟷螂の斧、このとき万一の僥倖すらも考へられぬ戦争で、死屍累々、家康は朱にそまり、傲然斧をふりあげて竜車の横ッ面をひつかいたが、手の爪をはがした。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
そして、クツクツと云ひながら土をひつかいては小さな種をほじくり出しました。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
作例 · 標準
隣地との筆界を明確にするため、測量を行った。
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筆界を巡るトラブルは、隣人関係を悪化させる原因となる。
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登記簿謄本で土地の筆界を確認することができる。
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ウィキペディア
筆界(ひっかい、ひつかい、ふでかい)とは、不動産登記の手続きにより決定された一筆の土地の範囲を示す界のことであり、「公法上の境界」ともいわれる。
出典: 筆界 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0