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稲麦

いなむぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
穂は稲麦などの穀物の穂で俵は穀物を入れる俵であって、この穀物の入った俵があればまず生命には別条がないからこんなめでたいことはない。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
稲麦の芒を厭うて、毎年暮春の麦の赤らむ頃から、飛羽を着て天に昇り、夏の稲取入れが終って後に、戻って来るのを習いとしていた。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫
たゞかりそめに作りたる草屋なれど、里地より雪はふかゝらんとおもへば力は強く作りたるなるべし、家内を見れば稿筵のちぎれたるをしきならべ稲麦のできぬ所ゆゑわらにとぼしく、いづれのいへもふるきむしろ也納戸も戸棚もなし、たゞ菅縄にてつくりたる棚あるのみ也。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫