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滑面

かつめん
名詞
1
標準
文例 · 用例
第一番目は、開橋式が済んで間もない夜の八時頃、千住の紙工場に通っているお時という女工が、橋の中程、ちょうど女工の怪死していた上の方まで往くと、霧の中から真黒な目も鼻もない滑面の樽のような顔がぬっと出て、お時の顔を下から上へ撫であげた。
田中貢太郎 堀切橋の怪異 青空文庫
ジュエル鑑識課長は、家具、ドアの把手など、室内の凡ゆる滑面に指紋を求めたが、多少は現れても、写真にする程形の完全な、明瞭なものは出なかった。
牧逸馬 土から手が 青空文庫
結局油の垢のようなものが潤滑面に溜るのが一番怖しいので、毎日仕事がすむと、カメラを取り出してすっかり掃除をして、朝になって又低温室へ入れることにした。
中谷宇吉郎 映画を作る話 青空文庫