カイザー
カイザー異読 カイゼル
名詞頻度ランク #42302 · 青空 21 例
標準
kaiser
文例 · 用例
その無名氏なるものがカイザー・ウィルヘルム二世であることが誰にも想像されるようにペンク一流の婉曲なる修辞法を用いて一座の興味を煽り立てた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
ペンクは名実共にゲハイムラートであって、時々カイザーから呼立てられてドイツの領土国策の枢機に参与していたようである。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
今日はカイザーに呼ばれているからと云ったような言葉を何遍も聞いたような記憶がある。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
ナポレオンは「フランス」を宣伝し、カイザーは「ドイツ」を宣伝した。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
その結果から得た自信がカイザーをあの欧州大戦に導いたのかもしれないという気がする。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
……戦争の最中にカイザーが非国家主義や無政府主義を実行するはずはないのだから。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
それで一八七六年にカイザーが臨席して、華々しくバイロイト祝典楽劇をやったのですが、何しろ全ドイツから一流のオペラシンガーを集めてやったので経済的には大変な欠損で、ワグナーはその借金の穴埋めに長いこと苦労したということです。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
翻訳劇と云へば、すぐに、イプセン、ストリンドベリイ、……ゲオルグ・カイザー……ですか。
— 岸田國士 『二つの答』 青空文庫