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来青

らいあお
名詞
1
標準
文例 · 用例
越えて安政五年に至って、七月三日に松平|薩摩守斉彬家来|戸塚静海、松平肥前守|斉正家来|伊東玄朴、松平三河守|慶倫家来|遠田澄庵、松平駿河守|勝道家来青木|春岱に奥医師を命じ、二百俵三人扶持を給した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
著者の歌は從来青年男女の間に限られたる明治新短歌の領域を擴張して廣く讀者を中年の人々に求む。
石川啄木 「一握の砂」廣告 青空文庫
彼は平田門人の一人として、この際、神葬を断行したい下心であったが、従来青山家と万福寺との縁故も深く、かつ継母のおまんが希望もあって、しばらく皆の意見に従うことにした。
第二部上 夜明け前 青空文庫
此れ便先考|来青山人往年|滬上より携へ帰られし江南の一|奇花、わが初夏の清風に乗じて盛に甘味を帯びたる香気を放てるなり。
永井荷風 来青花 青空文庫
初め鉢植にてありしを地に下してより俄に繁茂し、二十年の今日既に来青閣の檐辺に達して秋暑の夕よく斜陽の窓を射るを遮るに至れり。
永井荷風 来青花 青空文庫
此に於てわれ自ら名づくるに来青花の三字を以てしたり。
永井荷風 来青花 青空文庫
満庭の樹影|青苔の上によこたはりて清夏の逸興|遽に来るを覚ゆる時、われ年々来青花のほとりに先考所蔵の唐本を曝して誦読日の傾くを忘る。
永井荷風 来青花 青空文庫
来青花その大さ桃花の如く六瓣にして、其の色は黄ならず白ならず恰も琢磨したる象牙の如し。
永井荷風 来青花 青空文庫