若盛り
わかざかり
名詞
標準
prime of youth
文例 · 用例
即ち彼が二十四歳の冬より三十三歳の夏に至る若盛りであった。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
が、此時はまだ若盛り、二十六七、せいぜい二十八である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
こういう女が身体の血の気も漲っていれば、心の火の熱も熾んな若盛りで、しかも婚後の温い生活を楽んでいる際に当って、近親の定基の家には、卑しい身分の一艶婦のために冷雨悲風が起って、其若い妻が泣きの涙でいるということを知っては、其儘に他所の事だと澄ましかえっては居にくいことである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
」 わたしは夫人の若いときを知らないが、今から察して、彼女の若盛りには人並以上の美貌の持主であったことは容易に想像されるのである。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
「こんな老人になってから、若盛りの娘に死なれて無力に私は泣いているじゃないか」 恥じてこう言って泣く大臣を悲しんで見ぬ人もなかった。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
この女が若盛りのころの後宮の女御、更衣はどうなったかというと、みじめなふうになって生き長らえている人もあるであろうが大部分は故人である。
— 朝顔 『源氏物語』 青空文庫
二十七の若盛りで亡くなったので、冒氏は哀惜のあまり、自分の手でこの女の思い出を書き残しているが、それによると、小苑は自分の影を見ることが好きで、月夜には、ああか、こうかといろんな立姿を月あかりにうつして、興に入っていたものだそうだ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
年は今が若盛りの二十七、八。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
写真に写る20歳の頃の母は、まさに若盛りで輝くように美しい。
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彼は今が若盛りで、仕事にもプライベートにもエネルギーが満ち溢れている。
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「若盛りの勢いには敵わんなあ」と、老監督は目を細めて選手たちを見つめた。
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