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洗心

せんしん
名詞
1
標準
文例 · 用例
浄行大菩薩といい、境内の奥の洗心殿にはいっているのだが、霊験あらたかで、たとえば眼を病んでいる人はその地蔵の眼に水を掛け、たわしでごしごし洗うと眼病が癒り、足の悪い人なら足のところを洗うと癒るとのことで、阿呆らしいことだけれど年中この石地蔵は濡れている。
織田作之助 大阪発見 青空文庫
この井戸の水を「洗心水」という。
織田作之助 大阪発見 青空文庫
夜は読書、露伴道人の洗心録はなか/\面白かつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
己は隠居してから心を著述に専にして、古本大学刮目、洗心洞剳記、同|附録抄、儒門空虚聚語、孝経彙註の刻本が次第に完成し、剳記を富士山の石室に蔵し、又|足代権太夫弘訓の勧によつて、宮崎、林崎の両文庫に納めて、学者としての志をも遂げたのだが、連年の飢饉、賤民の困窮を、目を塞いで見ずにはをられなかつた。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
居る所を洗心洞と云ふ。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
正月十四日洗心洞学舎東掲西掲を書す。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
四月|洗心洞剳記に自序し、これを刻す。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
ドケナ(如何なる)名士が来ても頭ゴナシに叱り飛ばして追い返すという話じゃったが、俺は南洲の遺愛の机の上に在る大塩平八郎の洗心洞※記を引っ掴んで懐中に入れて来た。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫