紅毛碧眼
こうもうへきがん
名詞
標準
red-haired and blue-eyed (person)
文例 · 用例
極東の島国の我が同胞は、すっかり体調を崩した紅毛碧眼の大男の苛立ち紛れに、箸の上げ下ろしから用の足し方まで一々難癖を付けられて、切歯扼腕の真最中である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
K博士の卓説の御利生でもあるまいが、某の大臣の夫人が紅毛碧眼の子を産んだという浮説さえ生じた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
)梅花を唯愛すべきジエヌス・プリヌスの花と做すは紅毛碧眼の詩人のことのみ。
— 芥川龍之介 『続野人生計事』 青空文庫
予の業欲に憧るる心は、一度唐土にさすらって、紅毛碧眼の胡僧の口から、天上皇帝の御教を聴聞すると共に、滅びてしもうた。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
将軍、大名、小名、旗本、陪臣、富豪、巾着切りから、女白浪――長崎で役を勤めるようになってからは、紅毛碧眼の和蘭、葡萄牙人、顔色の青白い背の高い唐人から、呂宋人まで善悪正邪にかかわらず、凡そありと凡ゆる、人間という人間に接して来ていた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
紅毛碧眼白肌の中年者だったが、或る時、二人で飲んでいると、彼は突然声を挙げて泣きだした。
— 豊島与志雄 『自由人』 青空文庫
明治十九年にようやく看護婦養成所というものができて、二ヶ年の修業で看護婦の育つ仕組みができあがったが、それまでは公式に看護婦という職業はなく、お医者が個人的に、それも主として西洋から招かれてきた紅毛碧眼のプロフェッサーが個人的に希望者を仕込んで自分の用を便じていた。
— その十八 踊る時計 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
新潟港も四五千|噸の貨物船が埠頭へ横づけになるやうになり、紅毛碧眼のマドロスが、むしろ暗らさを訝しげに、古町通りを歩いたりする。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
作例 · 標準
遠く北欧からやってきた彼女は、紅毛碧眼の典型的な美女だった。
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物語に登場する異国の王子は、紅毛碧眼の凛々しい姿で描かれている。
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歴史上の記述には、初めて日本を訪れた紅毛碧眼の人々の驚きが記されている。
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