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龍頭

たつがしら
名詞
1
標準
something in the shape of a dragon's head (esp. a helmet crest)
文例 · 用例
部屋の隅の瀬戸物の洗槽に水道の龍頭から滴る水音だけがさやかに聞えた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
助手の一人は解剖臺に取りつけてある龍頭をひねると、水は氷柱でもつるしたやうに音もなく磁器製の解剖臺に落ちて、小さな幾條かの溝を傳つて、中央の孔から床の下に流れて行つた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
何の關係もない物質がごつたかへして秩序もなくころがつてゐる間に、龍頭から絶えず流れ出る水道の水だけが、たゞ一つすがすがしい感じを彼れに與へて音も輕く涼しかつた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
その音と、龍頭を流れ下る水の音とが、森閑とした眞夏の暑い沈默を靜かに破つた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
太綱の一端を前齒に銜へてする/\と竿を上りて直に龍頭に至る。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
龍頭また鷁首にして、碧丹、藍紅を彩れる樓船なす御神輿の方が、います靈とともに、人の波を思ふまゝ釣るのである。
泉鏡太郎 祭のこと 青空文庫
莊惠觀魚の談このかた、魚を觀るのは長閑な好い情趣のものに定つてゐるが、やがて割愛して、今度は艇を捨て、自動車で龍頭の瀧へと向つた。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
龍頭の瀧もまた別趣を有してゐる好い瀧である。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
作例 · 標準
その兜の龍頭は、戦場での威圧感を高めるために金箔で覆われていた。
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寺の鐘楼を見上げると、見事な彫刻の龍頭が四方を睨んでいた。
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祭りの山車の最上部に据えられた龍頭が、朝日に照らされて輝いている。
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