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金に飽かして

かねにあかして
表現
1
標準
sparing no money
文例 · 用例
そこで何でも彼でも良いお茶良いお茶と金に飽かして、天井知らずに珍奇なお茶を手に入れては、それを自慢にして会合を催したり、ピクニックを試みたりして行くうちには、キット崑崙茶を飲みたいというところまで、お茶熱が向上して来るのです。
夢野久作 狂人は笑う 青空文庫
十軒店で近頃出来合の品物じゃあないんだそうで、由緒のあるのを、お夏さんのに金に飽かして買ったって申しますがね、内裏様が一対、官女が七人お囃子が五人です、それについた、箪笥、長持、挟箱。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
今では堀田伯の住邸となってる本所の故宅の庭園は伊藤の全盛時代に椿岳が設計して金に飽かして作ったもので、一木一石が八兵衛兄弟の豪奢と才気の名残を留めておる。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
いずれも、欧米各地で持てあまされた、警察なぞを物とも思わぬ無鉄砲者の中から、世間を欺くに足る相当の技術を持った者という難かしい条件で、金に飽かして選り集めたもので、彼は巧みにこれを操縦して事業を遂行しております。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
当主の大膳亮は大の愛刀家――というより溺刀の組で、金に飽かして海内の名刀|稀剣が数多くあつまっているなかに、玉に瑕とでも言いたいのは、ただ一つ、関七流の祖|孫六の見るべき作が欠けていることだった。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
「叔母が頼まれて行つたのは、谷中三崎町の細田屋善兵衞の家で、二月になると、一人娘のお蘭さんに養子婿が來ることになつて居るので、金に飽かしての花嫁衣裳だ」「――」 平次は默つてしまひました。
飛ぶ若衆 錢形平次捕物控 青空文庫
江戸の五重塔の多くが、此時代前後に造られ、桂離宮のやうな、世界的な美しい建築も造られた時代で、井筒屋の寄進で、金に飽かして造れば、これ位のものが出來たのも無理のないことです。
からくり屋敷 錢形平次捕物控 青空文庫
江戸の大工では、彫物の左甚五郎、建物の辰三郎と並び稱された棟梁で、その名匠が金に飽かして造れば、この建物も別に不思議ではありません。
からくり屋敷 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
彼は金に飽かして豪邸を建て、庭にはプールまで作ったという。
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彼女は世界最高の絵画を手に入れるためなら、金に飽かしてオークションに参加した。
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金に飽かして集められたワインコレクションは、美術館さながらの壮観さだった。
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最新の医療技術を導入するため、病院は金に飽かして最高の設備を整えた。
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金に飽かして(かねにあかして) — 幻辞.com