例える
たとえる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #17859 · 青空 140 例
標準
to compare (something) to
文例 · 用例
……つまり、売笑婦の蠱惑を戦場の地域に例えるのに、現今として誰一人、不服はない筈だ。
— 吉行エイスケ 『戦争のファンタジイ』 青空文庫
この時間中だけ、平常妙に表面的に、形式的に扱われている人間と云うものが、真個に生き、意慾し、活動する生存とし、左右から見られ、切り下げられ、探究されるよろこばしさは、例えるに物がなかった。
— 宮本百合子 『弟子の心』 青空文庫
布地にでも例えると、茶色っぽい綿モスリンのような雰囲気――つまり、どんなに燈灯が軒なみに輝いても、それを明快にキラキラ反映させる何かが無い、明るさを吸い込んでしまう。
— 宮本百合子 『茶色っぽい町』 青空文庫
」そう言って彼は事務室の扉をあけたが、その事務室には、それを蜜蜂の箱に例えることが許されるならば、まるで蜂窩にたかる勤勉な働蜂のように、役人がうじゃうじゃ群がっていた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
で、宗徒軍の強さ加減は例えるに物の無い有様でした。
— 国枝史郎 『天草四郎の妖術』 青空文庫
例えることが許されるなら、浴槽の中の緑色の湯は、紺碧をなした潮であり、それに埋もれている裸体のお紅は、若い美しい人魚でもあろうか?
— 国枝史郎 『血ぬられた懐刀』 青空文庫
無理かも知れぬが、試みに画家に例えるならば、栖鳳や大観の美味さではない。
— 北大路魯山人 『河豚は毒魚か』 青空文庫
段々年を経て右の両種の桜の木が生長し繁茂し熾んに花を着くる様になった後日を想像して見ると、どうでしょう、一方の林には赤色の桜が満開し、一方の林には白色の桜が競発して赤白の花が同時に綻びその盛観例えるに物が無いでしょう。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
作例 · 標準
「人生をマラソンに例える人は多いが、私にとってはむしろ障害物競走に近い。」
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「彼女の透き通るような歌声を、深い森の奥で湧き出る泉に例えて称賛した。」
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「都会の複雑な地下鉄の路線図を、まるで巨大な蜘蛛の巣のようだと例える。」
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