俚諺
りげん
名詞
標準
proverb
文例 · 用例
俚諺に所謂『雪隱で饅頭を食ふ』やうな卑劣なる行爲を敢てして、而して心竊かに之を智なりとして居るものも隨分有るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
四 心無しを使うなと俚諺にもいう十月の中十日の短い日はあわただしく暮れて、七兵衛がお兼ばあやの給仕で夕飯をくってしまった頃には、表はすっかり暗くなった。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
英国の俚諺に、三月は獅子のように来り、子羊のごとく去るというは、初め厳しく冷ゆるが、末には温かになるを指す。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
俚諺の根源を説くに、かく種々ありて一定せず、いずれを正説と定めがたい。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
「上り日ど拝みゆる、下り日や拝まぬ」という沖縄の俚諺は能くこの辺の消息をもたらしている。
— 伊波普猷 『沖縄人の最大欠点』 青空文庫
「|食を与ふる者は我が主也」という俚諺もこういう所から来たのであろう。
— 伊波普猷 『沖縄人の最大欠点』 青空文庫
その頃、私は出しゃばる癖があったが、某先生が修身の時間に「実の入らぬ首折れれ」という俚諺を説明して、私に諷刺をしたので、私は俄にだんまりになった。
— 伊波普猷 『私の子供時分』 青空文庫
「|食を与ふる者ぞ我が主也」という俚諺もこういう所から出たのであろうと思います。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
作例 · 標準
「急がば回れ」という俚諺の通り、近道をしようとしてかえって酷い渋滞に巻き込まれてしまった。
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アフリカの部族に伝わる俚諺には、過酷な自然を生き抜くための深い知恵が込められている。
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会話の途中で適切な俚諺を引用する彼の手法は、説得力を持たせるのに非常に効果的だった。
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