勤怠
きんたい
名詞
標準
diligence and indolence
文例 · 用例
二匹もその恩に感じて、忠勤怠らざりしとなん。
— 巌谷小波 『こがね丸』 青空文庫
無造作な懐手の恰好で、鴨居に吊るしてある提灯や、帳場の壁に貼った、子分連中の勤怠表などを、のんきそうに、眺めまわしていた吉田磯吉は、金五郎を見ると、「やあ、玉井君、久しぶりじゃのう」 ぶっきらぼうではあるが、どこかに、親しみの感じられる調子で、いった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
七十三 神尾主膳はこうして、池の端のきんたいえんの傍を通ると、書画会の崩れらしいのら者が、三々五々と帰って行くのを認めました。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
転げたときには、ただでは起きんたい」 原田は豪放に笑って、縁に坐ったが、二人の話には、焦点のあわぬところがあった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫