お茶を濁す
おちゃをにごす
表現動詞-五段-サ行
標準
to evade (questions)
文例 · 用例
しかし、これはおかしい程売れず、結果、学校、官庁、団体への大量寄贈でお茶を濁すなど、うわべは体裁よかったが、思えば、醜態だったね。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
こう云ってお茶を濁す。
— 伊藤左千夫 『浜菊』 青空文庫
『いづれ、ゆつくり考へて見申さむ』と、お茶を濁す。
— 大町桂月 『夜の高尾山』 青空文庫
何人にも程よくお茶を濁すものは、憎まれもせぬ代りにはびこりもせぬ。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
まして、人生、「苦しみ」の中にこそ「楽しさ」があるなどゝ好い加減な当て推量をしてお茶を濁すことはできない。
— 岸田國士 『「明るい文学」について』 青空文庫
職業化して多作を強いられると、勢い推理小説以外の怪奇小説とか、スリル小説、ユーモア探偵というようなもので、お茶を濁すということになる。
— 坂口安吾 『探偵小説とは』 青空文庫
どこが間違つているのか、どこが工合がわるいのか、なんとなく面白くないが、どこをどうしていゝかわからぬまゝに、まあまあ、こんなことだろうとお茶を濁すことになるのです。
— 岸田國士 『S夫人への手紙』 青空文庫
小説家その筆漸く意の如くならずその作また世に迎へられざるを知るや転じて批評の筆を取り他人の作を是非してお茶を濁す。
— 永井荷風 『一夕』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日頑張っている。
私の意見です。
私がやります。
私は同意しません。