特筆すべき
とくひつすべき
表現
標準
worthy of special mention
文例 · 用例
九時半まで大に語り合って、さてそれからいよいよ、特筆すべき空家の大冒険と出かけようではないか」 彼はおもむろにこう答えた。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
たしかにこれは日本女性史上特筆すべき時代と思ふ。
— 今井邦子 『水野仙子さんの思ひ出』 青空文庫
この、彼にとつて特筆すべき出来ごとがあつてから四年の後、彼は聯隊と共に、マギリョフスカヤ県から大露西亜への行軍に出発しようとする間際になつて、次ぎのやうな手紙を受け取つた――※拝啓、御許さま宛に肌着として毛糸の靴下五足と薄麻の襯衣四枚、お送り申しあげ候。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
彼は初め当時全盛のワルレンスタインのためにその運勢を占う占星図を作製したのであるが(第十四図)、後にはついに占星学上の計算をすることを謝絶するに至ったということはケプラーのために特筆すべき事実である。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
芭蕉が創造の功は俳諧史上特筆すべきものたること論を竢たず。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
特筆すべきことはこの期間に各種労働組合の機関紙が発刊されはじめたことである。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
弘化二年から嘉水元年までの間、抽斎が四十一歳から四十四歳までの間には、渋江氏の家庭に特筆すべき事が少かった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
今から二十四五年以前の事で、新聞紙も今ほど機敏ではなかったろうが、一方にはこんな事を喜んで書き立てる赤新聞もあったろうに、嗅ぎつけられもせず、よし嗅ぎつけられたとしても、それを紙上に出させなかったのは、確かに特筆すべき野村の父の功績といっていゝ、全くこの事は少しも世間に洩れないで済んだらしいのだ。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
作例 · 標準
今回のプロジェクトで特筆すべき点は、予算を大幅に削減できたことだ。
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彼の演技力は、新人の中でも特に特筆すべきものがある。
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この地域における文化的な独自性は、歴史的に見ても特筆すべき価値がある。
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