いちご煮
いちごに
名詞
標準
ichigoni
文例 · 用例
春の蚊身近な春しろい一重の木いちごに、朱のレッテルのマッチ函、昼は昼とて、夜は夜とて、身ぢかな春のあかるさよ。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
壺の一重の木いちごに、擦るはマッチの燐のかず、煙草ばつかりすひほけて、あそぶこころのけぶたさよ。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
こどもたちは、つぼいっぱい、いちごにしてしまうと、そのあとのいちごは、わらでつないで、ほっとして、小さいもみの木のそばに、腰をおろしました。
— GRANTRAEET 『もみの木』 青空文庫
私は、ソーンフィールドから一|哩の、夏は野薔薇に、秋は胡桃やきいちごに名高い、そして今も猶野薔薇と山櫨は少しばかりの珊瑚色の實の殘つてゐる小徑にゐた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
作例 · 標準
旅館の冬の定番メニューとしていちご煮が出された。
いちご煮は紫ウニと鮑を合わせた高級料理だ。
北海道の郷土料理いちご煮は、見た目も美しい。
いちご煮という名前だが、実は魚介類の煮物である。