日王
にちおう
名詞
標準
文例 · 用例
ある日王さまは、イドリスをつれて、町の郊外へ出かけました。
— 鈴木三重吉 『ダマスカスの賢者』 青空文庫
その時に見物人の中にまぢつて、一番目立つた汚ないぼろぼろ服をきて一番先頭に立つて門の開かれるを待つてゐて下さい」 とかういつてトムさんのお嫁さんは今日王様の家来に連れられていつてしまひました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
と、ある日王主人が室へ入って来た。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
『今昔物語』六に、天竺の戒日王、玄奘三蔵に帰依して、種々の財を与うる中に一の鍋あり、入りたる物取るといえども尽きず、またその入る物食う人病なしと見えるが、芳賀博士の参攷本に類話も出処も見えず、予も『西域記』その他にかかる伝あるを知らぬ、当時支那から入った俗説じゃろう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
『西湖志』に、銭武粛王の宮中夜番を勤むる老嫗が、一夜大蜥蜴燈の油を吸い竭くしたちまち消失するを見、異んで語らずにいると、明日王曰く、われ昨夜夢に魔油を飽くまで飲んだと、嫗見しところを王に語るに王|微しく哂うのみとあれば、支那にも同様の説があったのだ(『類函』四四九)。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
ある日王、兵衆を随えず長摩納に車を御せしめ、ただ二人深山に入って猟し、王疲れて長摩納の膝を枕に眠った。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
見るとそれはつい昨日の事、美留女姫の兄様の美留矢が、明日王様に差し上げるからそれまで飼っておいてくれと云って、美留女姫に預けた一羽の赤い鸚鵡で、美留矢の家来が東の山から捕って来たものであった。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
本当に私は一日王様にお眼にかかりませぬと、淋しくて淋しくて一年も二年も独りで居るような心地が致しますよ。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
韓国での天皇の呼称。マスコミによって用いられている。 日本国王の略。 泉佐野市の企業。 日王丸
出典: 日王 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0