ハチク
はちく
名詞
標準
文例 · 用例
ほかの竹も同じように、マダケ、ハチク、モウソウチクの地下茎すなわち鞭根には節毎に必ず一つの芽が用意せられてあるが、毎年でる筍は僅かの数しかなく、他の芽はみな眠りこくっている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
私はこのモウソウチクをハチク、マダケの属と分立せしめて一つの新属を建ててみるつもりで Moosoobambusa の新属名と Moosoobambusa edulis(Riv.)Makino の新学名とを用意した。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
稈はすなわち竹竿にしてあるいは根茎の節より生ずるあり(例、ハチク、マダケ等)、あるいは根茎の末端直ちにこれを成すあり(例、ネマガリダケ、ホウオウチク等)、以て高く気中に挺出す。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
(第一図)(第二図) 本邦に在て殊に花を出すこと稀れなる竹はマダケ、ハチク、モウソウチク、ヤダケ、ホウライチク、トウチク、ナリヒラダケ、カンザンチク、タイミンチクならびにオカメザサ等にしてそれ未だ吾人の遂にその花を見たることなき竹はシカクダケなり。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
第十一図第十二図 マダケは大竹にしてハチク、モウソウチクと並び称して三大竹と名くべし。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
第十三図第十四図 第十五図に示すものはハチクすなわち淡竹の花なり。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
ハチクの花状はマダケとは大いに趣を異にしその円錐花叢は短くして小箒状に簇集し苞ありと雖ども小形にしてその苞頭の小葉また甚だ細小なり。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
第十五図第十六図 クロチクはハチクの一変種なり。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
ウィキペディア
ハチク(淡竹、甘竹)は中国原産の竹の一種。黄河流域以南に広く分布する。日本では本州(主に関東地方以西)、四国、九州に分布する。モウソウチクやマダケとともに日本三大有用竹に数えられている。別名アワダケ、呉竹(くれたけ)。
出典: ハチク — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0