知情意
ちじょうい
名詞
標準
emotion and volition
文例 · 用例
知情意のおのおのから肉体的の諸能力に至るまで、実に平凡に、しかし実に伸び伸びと発達した見事さである。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
我々の知る所は知情意の作用であって、心其者でない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
この時にはまだ主客の対立なく、知情意の分離なく、単に独立自全の純活動あるのみである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
元来我々の意識現象を知情意と分つのは学問上の便宜に由るので、実地においては三種の現象あるのではなく、意識現象は凡てこの方面を具備しているのである(たとえば学問的研究の如く純知的作用といっても、決して情意を離れて存在することはできぬ)。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
純粋経験においては未だ知情意の分離なく、唯一の活動であるように、また未だ主観客観の対立もない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
かくの如く主客の未だ分れざる独立自全の真実在は知情意を一にしたものである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
第四章 真実在は常に同一の形式を有っている 上にいったように主客を没したる知情意合一の意識状態が真実在である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
これを客観的に見れば自然の統一力となり、これを主観的に見れば自己の知情意の統一となるのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
作例 · 標準
人間の知情意のバランスが、健全な精神を保つ上で重要だ。
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哲学では、知情意の三側面から人間を考察することがある。
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この作品は、登場人物の知情意が複雑に絡み合って描かれている。
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