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不覚を取る

ふかくをとる
表現動詞-五段-ラ行
1
標準
to suffer an embarrassing defeat
文例 · 用例
銀子はわがままが利くようになったので、一つのことを拒みつづけながらも、時には不覚を取ることもあり、彼女の体も目立つほど大人になって来た。
徳田秋声 縮図 青空文庫
今ここで敵を討とうとして、群衆の妨害を受けて不覚を取るよりも、刳通の竣工を待ったならば、今でさえ自ら進んで討たれようという市九郎が、義理に感じて首を授けるのは、必定であると思った。
菊池寛 恩讐の彼方に 青空文庫
小勢の敵と侮りて不覚を取るな。
岡本綺堂 修禅寺物語 青空文庫
それに気が附かないで独悟ったつもりになって後輩を軽蔑して居ると思わぬ不覚を取る事がないとも限らぬ。
正岡子規 病牀苦語 青空文庫
それに安房の海男とは云え勇力勝れた灘兵衛さえ不覚を取りました恐ろしい相手、十に九つこの老人も不覚を取るでござりましょう」「不覚を取ると知りながら、尚その方参ると云うか」審かしそうに頼正は訊く。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
柔道に寝業というものがあって、これにかかると練達の士でも意外に不覚を取るものである。
国枝史郎 娘煙術師 青空文庫
同じく迂濶にかかろうものなら、同じく不覚を取るものであった。
国枝史郎 娘煙術師 青空文庫
十種香の謙信でさえが、「塩尻までは陸地の切所、油断して不覚を取るな」と戒めているではないか。
白骨の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
格下の相手だと思って完全に油断していたら、思わぬところで不覚を取った
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ベテラン選手がデビューしたばかりの新人に不覚を取るという、波乱の展開になった。
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準備不足がたたり、第一志望の企業の最終面接で手痛い不覚を取ってしまった。
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不覚を取る(ふかくをとる) — 幻辞.com