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現し心

うつしごころ
名詞
1
標準
文例 · 用例
小栗の、耳も聞かず、口も働かず、現し心もない間の「餓鬼阿弥」の生活は、此側から見ねば訣らないと思ふ。
折口信夫 餓鬼阿弥蘇生譚 青空文庫
灘の大波はてしなく、水や天なるゆらゆらは、うつし心の姿にて、底ひも知らぬ深海の潮の苦味も世といづれ。
上田敏 海潮音 青空文庫
こういう晩をどれだけ殆ど数えることもできないほど、眠元朗は目にうつし心に浸したかわからない。
室生犀星 みずうみ 青空文庫