汚濁
おだく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #27222 · 青空 67 例
標準
pollution
文例 · 用例
交際よ、汝陰鬱なる汚濁の許容よ、更めてわれを目覚ますことなかれ!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
現代都市の繁栄は空気の汚濁の程度で測られる。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
――淫奔、汚濁、しばらくの間も神の御前に汚らわしい。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
)神職 (魔を切るが如く、太刀を振ひらめかしつつ後退る)したたかな邪気じゃ、古今の悪気じゃ、激い汚濁じゃ、禍じゃ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
われながら呆れて、再び日頃の汚濁の心境に落ち込まぬよう、自戒の厳粛の意図を以て左に私の十九箇条を列記しよう。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
公園の噴水の傍のベンチに於ける、人の眼恥じざる清潔の抱擁と、老教授R氏の閉め切りし閨の中と、その汚濁、果していずれぞや。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
」 珊瑚碧樹の水茎は、清く、その汚濁を洗ったのである。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
もし夫れ人間の本性が全く教理を認めたるものならば、或は利得を取り或は帰依をなす元より自由にてあれど、苟くも其発心の一瞬間に卑劣なる慾情の混り居らば、其教会の汚濁、実に思ふべきなり。
— 北村透谷 『各人心宮内の秘宮』 青空文庫