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頬張る

ほおばる異読 ほうばる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to stuff one's cheeks
文例 · 用例
有り合わせの餌を一片二片とだんだん近くへ投げてやると、おしまいには、もう手に持っているカステイラなどをくちばしで引ったくって頬張る事を覚えてしまった。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
思えば、寒雀もずいぶんしばらく食べなかったな、と悶えても、猛然とそれを頬張る蛮勇は無いのである。
太宰治 チャンス 青空文庫
オーライオーライとばかり頬張ること数十個、これでようやく腹が治まった。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
」 多津吉は頬張るごとく頷いた。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
即ち、ぐら/\と煮えて、蝦夷の雪が板昆布をかぶつて踊を踊るやうな處を、ひよいと挾んで、はねを飛ばして、あつゝと慌てて、ふツと吹いて、するりと頬張る
泉鏡太郎 湯どうふ 青空文庫
宗吉は、一坂戻って、段々にちょっと区劃のある、すぐに手を立てたように石坂がまた急になる、平面な処で、銀杏の葉はまだ浅し、樅、榎の梢は遠し、楯に取るべき蔭もなしに、崕の溝端に真俯向けになって、生れてはじめて、許されない禁断の果を、相馬の名に負う、轡をガリリと頬張る思いで、馬の口にかぶりついた。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
処で、火気は当るまいが、溢出ようが、皆|引掴んで頬張る気だから、二十ばかり初茸を一所に載せた。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
頬張るあとから、取っては食い、掴んでは食うほどに、あなた、だんだん腹這いにぐにゃぐにゃと首を伸ばして、ずるずると鰯の山を吸込むと、五|斛、十斛、瞬く間に、満ちみちた鰯が消えて、浜の小雨は貝殻をたたいて、暗い月が砂に映ったのです。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
作例 · 標準
子供は大きなパンを両手で持って、口いっぱいに頬張っていた。
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初めての海外旅行で食べたパスタは、感動するほど美味しくて思わず頬張ってしまった。
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彼は緊張しながらも、出されたお菓子を遠慮がちに頬張った
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頬張る(ほおばる) — 幻辞.com