幻辞.com

波路

なみじ
名詞
1
標準
sea route
文例 · 用例
浦人の塩|汲む袖にくらべ見よ波路隔つる夜の衣を という夫人から、使いに託してよこした夜着や衣服類に洗練された趣味のよさが見えた。
須磨 源氏物語 青空文庫
浮島を漕ぎ離れても行く方やいづくとまりと知らずもあるかな行くさきも見えぬ波路に船出して風に任する身こそ浮きたれ 初めのは兵部の作で、あとのは姫君の歌である。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
ところで、本街道を行くと追っ手のかかる虞れがあるので、武助と郡兵衛は廻り道をして丹波路へ落ちて来ると、郡兵衛は武助を途中で撒いて、どこへか逃げてしまいました。
青山の仇討 半七捕物帳 青空文庫
高武蔵守師直という無道人に魅られた、塩冶の奥方という貞淑の婦人は、丹波路の名も知れない小さい村の百姓家で、その若い命を焼かれてしまうのである。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
やはり丹波路かと思われまする。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
その昔平將門が此處に登つて京都を下瞰しながら例の大野望を懷いたと稱せらるる處で、まことに四空蒼茫、丹波路から江州その他へ延びて行つた山脈が限りもなく曇つた空の下に浪を打つて續いて居る。
若山牧水 比叡山 青空文庫
往きにし方は何方ぞと、巖にのぼりて眺めしも、波路のはては灰色に、涙ながれて見えわかず。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
「吹くかぜの絶えぬ限りし立ちくれば波路はいとゞはるけかりけり」。
紀貫之 土佐日記 青空文庫
作例 · 標準
幾多の困難を乗り越え、長い波路を経てついに船は母国の港へ辿り着いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
平安時代の歌人たちが、遥か遠い異国への波路に想いを馳せて歌を詠んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「どうぞ無事で。あなたの行く波路が、穏やかであることを祈っています」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview